今夜ユウノカリイショ

エッセイや小説を投稿いたします。拙いですが、よろしくお願いします。

2019-01-01から1年間の記事一覧

AM 4:30

目覚めるたびに憂鬱になるのは仕事にいく億劫さか、圧倒的な眠気か。時に眠気が連れてくるのは未来に対しての不安。目覚めたては現実を冷静に客観視する傾向がある。現実から逃れるためにもう一度目を閉じてしまう。束の間の幸せ。その刹那の幸せは圧倒的に…

東京、僕は24歳になる。

僕はいつまでもくすぶっていた。12月で24歳になる。東京は至る所で年を追うごとに華やかさを増す。もうイルミネーションを見ても何も感じなくなってしまったのは冷めた大人になってしまったのか、それとも焦燥のせいなのか考えたりしたけど、ただ単に見慣れ…

火花 その3

小説の中から自分に語りかけてくるような言葉が沢山あった。「火花」の終盤にあたる佳境的な場面。徳永が初めて自分の師匠である神谷さんを問い詰めたシーンだった。それは徳永のセリフだった。 「ごちゃごちゃ文句言うんやったら自分でオーディション受かっ…

火花 その2

空を見上げると視界いっぱいに広がる青。青。青。午前中の青空はこの世のすべての憂鬱を晴らし、心を隅まで浄化してくれるように感じる。こんなに空が青いともったいない気がしてくる。東に向けた顔に陽光の暖かさを、これがはぐれた者に与えられた幸せ。 今…

火花。

大地を震わす和太鼓の振動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた…。 カフェで何故か一所懸命に、又吉直樹さんの小説「火花」の描写をノートに書き写していた。妙な既視感を覚えた印象的な場面が多く、こんなにも景色が鮮明に思い浮かぶ小説は今までなかっ…

スマホがないと…。

前の記事の続きです。 スマホをなくした。望みを捨てずにまた銭湯に聞きに行くべきか迷ったが今僕にできることはどうやら本体を探すよりも、万が一悪用されない対策を探すべきだった。 とりあえずはあと何回かは自分の端末に電話をかけてみよう。公衆電話を…

スマホおとしただけなのに…

最近話題になった映画のタイトルですが、特にあの映画の主人公のようなひどい目にあったわけではない。買ってから2年たとうとしているiPhone SEをなくした。 ある日の夜、友達と立川の銭湯に行った。その帰りに北口で缶ビールを飲み、さぁ帰ろうかと腰をあ…

ブログを始めます。

こんばんわ。今夜ゆうすけと申します。 ブログをこれから始めてみようと思います。初めてなので使い方もまだよくわかっておりませんし、どんなことを書いていけばいいのかわかりません。 いままではずっと日記を書いていました。ただ毎日ではありません。書…